V候補のオリオールズが10勝17敗で地区最下位 まさかの低空飛行にファンの不満が待っている。菅野智之投手が所属するオリオールズは27日(日本時間28日)、敵地・タイガース戦で完封負け。チームは同一カード3連敗を喫し、10勝17敗で地区最下位…

V候補のオリオールズが10勝17敗で地区最下位

 まさかの低空飛行にファンの不満が待っている。菅野智之投手が所属するオリオールズは27日(日本時間28日)、敵地・タイガース戦で完封負け。チームは同一カード3連敗を喫し、10勝17敗で地区最下位となっている。

 こんなはずじゃなかった。ガナー・ヘンダーソン内野手、アドリー・ラッチマン捕手、ジャクソン・ホリデイ内野手ら期待の若手を多く揃え、開幕前は地区優勝候補に挙げられていた。ところがグレイソン・ロドリゲス、ザック・エフリンら先発投手に負傷者が続出。新加入の菅野は5先発で2勝1敗、防御率3.54と奮闘しているが、チーム防御率5.37はメジャー最下位となっている。

 昨オフにFAとなったコービン・バーンズ投手、アンソニー・サンタンデール外野手と投打の柱が流出。オフの補強も進まなかったことも低迷の要因となっている。「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は自身のXで「オリオールズフロントは(この現状を)恥ずべきだ。MLBどのチームよりも将来が明るく、優秀な逸材を抱えたア・リーグ東地区のチームが……」と苦言を呈している。

 ファンからは「オリオールズは壊れてしまった?」「誰かを解任せよ」「余裕でプレーオフに進出できると思っていたのに」「余裕をぶっこくからだ」「目も当てられない状況」「補強しないからだ」「酷すぎる」などと批判の声が高まっている。(Full-Count編集部)