◇米国シニア◇ジェームス・ハーディ殿堂招待 最終日(6日)◇オールドコースブロークンサウンド (フロリダ州)◇7008yd(パー72)単独首位から出たアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算11アンダ…

米シニア初優勝を挙げたアンヘル・カブレラ(Rich Storry/Getty Images)

◇米国シニア◇ジェームス・ハーディ殿堂招待 最終日(6日)◇オールドコースブロークンサウンド (フロリダ州)◇7008yd(パー72)

単独首位から出たアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算11アンダーで米シニアツアー(PGAツアーチャンピオンズ)初優勝を飾った。2007年「全米オープン」、09年「マスターズ」とメジャー2勝を誇る55歳は、14年のPGAツアー「グリーンブライアークラシック」以来のタイトル獲得。

21年に家庭内暴力などで有罪判決を受け、22年には別の女性への暴行罪も認められ、23年8月に仮釈放されるまでブラジルとアルゼンチンで2年半のあいだ服役。昨年2月にPGAツアーチャンピオンズに復帰し、米国ビザが取得できたことで6月からは米本土での試合にも出場した。次週は歴代王者として生涯の出場資格を持つマスターズへ19年以来6年ぶりの参戦を予定している。

チェ・キョンジュ(韓国)が9アンダー2位、レティーフ・グーセン(南アフリカ)が8アンダー3位で続いた。

藤田寛之は2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「75」とスコアを落とし、2オーバー32位で大会を終えた。