「日本ハム3-4オリックス」(4日、エスコンフィールド) 日本ハムは1点届かず、接戦を落とした。 難敵の宮城に対し、レイエス、吉田のソロで追撃。2点を追う八回は万波の適時二塁打で1点を返し、なお無死二、三塁の絶好機だったが、得点できなかっ…

 「日本ハム3-4オリックス」(4日、エスコンフィールド)

 日本ハムは1点届かず、接戦を落とした。

 難敵の宮城に対し、レイエス、吉田のソロで追撃。2点を追う八回は万波の適時二塁打で1点を返し、なお無死二、三塁の絶好機だったが、得点できなかった。

 試合後、新庄監督は自ら「八回に同点にしないといけなかったですね。あそこはなんとか。万波くんも打ってくれて、あそこは…」と悔しさを隠せず。それでも、「終わったことは仕方ない」と自らに言い聞かせるように言葉を飲み込んだ。

 無死二、三塁から清宮幸の遊ゴロで1死となった後、吉田の投ゴロで三走・矢沢が本塁突入。微妙なタイミングだったが、宮城の好守でタッチアウトとなった。

 新庄監督は相手の宮城を絶賛。「ピッチャーゴロの処理とか、センス感じますよ。あそこで踏ん張れるのが球界でもトップクラス。普通ならガタガタといくところ、同点にさせないのがさすがですよね」と脱帽した。

 八回までに7安打で3点を奪ったが、23歳の投球術にあらためて感心した様子。「一番すごいのはどんな状況でも、あんないいボール持っててもバッターのタイミングをずらす。一球ごとにテンポにしてもクイックを使ったり、あのへんは本当に見習って欲しいと感じました。工夫してるから勝てるのであって」と、日本ハムナインにメッセージを伝えた。