「阪神1-7DeNA」(1日、京セラドーム大阪) 昨年12月にソフトバンクからトレード移籍したDeNA・三森が、「3番・右翼」で移籍後初スタメン。3安打猛打賞と2盗塁をマークし、勝利に貢献した。 特に、3点勝ち越した六回には、中前打と二盗…

 「阪神1-7DeNA」(1日、京セラドーム大阪)

 昨年12月にソフトバンクからトレード移籍したDeNA・三森が、「3番・右翼」で移籍後初スタメン。3安打猛打賞と2盗塁をマークし、勝利に貢献した。

 特に、3点勝ち越した六回には、中前打と二盗でチャンスメーク。バットと足で攻撃をけん引した。三森は「気負いはありませんでした。ピッチャーにプレッシャーをかけられたのは良かったと思う」と振り返った。

 本職は内野手だが、ソフトバンク時代に守ったことのある外野でスタメン出場。三浦監督は、大胆起用について「三森のセンスの良さをコーチから聞いている。ここは思い切って、起爆剤になってくれればと思って」と説明し、「打って、走って、守って、よくやってくれました」とねぎらった。

 この日、オースティンがコンディション不良で2試合連続で欠場。それだけに、新戦力・三森の活躍はチームにとっても大きく、三浦監督は「いろんな打線のパターンが組める。スピードもあるし、いろんなバリエーションも増えたかなと思う」と手応えを感じた様子だった。