選抜高校野球大会は30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で横浜(神奈川)―智弁和歌山の決勝があり、3―1で迎えた六回に横浜がカウント途中からわずか1球で好リリーフする珍しい場面があった。 1死三塁で横浜の先発・織田翔希が智弁和歌山の…

【智弁和歌山-横浜】六回表智弁和歌山1死三塁、福元を空振り三振に仕留め喜ぶ横浜の2番手・片山=阪神甲子園球場で2025年3月30日、中川祐一撮影

 選抜高校野球大会は30日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で横浜(神奈川)―智弁和歌山の決勝があり、3―1で迎えた六回に横浜がカウント途中からわずか1球で好リリーフする珍しい場面があった。

 1死三塁で横浜の先発・織田翔希が智弁和歌山の4番・福元聖矢に対し、カウント2―2としたところで、2番手・片山大輔がマウンドに上がった。片山は福元を空振り三振に打ち取り、マウンド上でガッツポーズを見せた。

 ここで片山は降板し、3番手でマウンドに上がった奥村頼人が次の打者を中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。【吉川雄飛】