トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。ゴルファーの皆さん、・日頃からめまいや立ちくらみを感じる・顔色が悪いと言われる・血液検査でヘモグロビン濃度が低いと診断を受けたなどなど、、、これらの症状が当てはまる方はいらっしゃいませんか…
トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
ゴルファーの皆さん、
・日頃からめまいや立ちくらみを感じる
・顔色が悪いと言われる
・血液検査でヘモグロビン濃度が低いと診断を受けた
などなど、、、
これらの症状が当てはまる方はいらっしゃいませんか?
あなたも『貧血』かもしれません!
今回はゴルファーの『貧血』について解説します。
【関連記事】ゴルファーのための食事学「ゴルフの後、これだけは食べちゃダメ!」
何が原因?
『貧血』と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは『鉄分不足』だと思います。
貧血の原因はいくつかあり、その中には鉄分不足も含まれます。
しかし今回取り上げたいのは、『エネルギー摂取量の不足』による貧血です!
『エネルギー摂取量の不足』で貧血になるの?
なぜエネルギー摂取量不足と貧血が関わるのでしょうか。
まず単純に食事量が減るということは、相対的に鉄分の摂取量も減ることを示します。
では、鉄分をサプリメントで補えば良いのでしょうか?
貧血は、血液の中を流れている『赤血球』の数が減少することにより生じます。
この赤血球の材料は、鉄分と『たんぱく質』です。
エネルギー摂取量が不足している状態でラウンドすると、身体はどこから運動のためのエネルギーを作り出すでしょうか。
まず第一にエネルギー源となるのは糖質です。しかし、不足している場合はたんぱく質もエネルギー源として使用されます。よって、この分ヘモグロビン生成に使用できるたんぱく質は不足することが分かります。
ゴルファーの皆さんは、、、?
自分はちゃんと食べているから大丈夫!と思ったゴルファーの皆さん、ラウンド回数の多い方、成長中の若年の選手、日々多くのトレーニングや練習をするアマチュア・プロゴルファーの皆さん、あなたの食事は『普通』では足りません。
ラウンドは日常生活に加えて追加のエネルギーを消費することから、この分追加のエネルギー摂取が必要です。1ラウンドはおおよそ600kcalを超えるエネルギー量を消費します。エネルギー摂取量が十分に無い場合、先ほど述べた様に、ヘモグロビンを生成する為の原材料が不足します。
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。