5打数無安打、いずれの場面も走者なし【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス) ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地で行われたカブス戦で逆転負けを喫し、3カード連続で負け越し。開幕8連勝の勢いから失速してお…
5打数無安打、いずれの場面も走者なし
【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)
ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地で行われたカブス戦で逆転負けを喫し、3カード連続で負け越し。開幕8連勝の勢いから失速しており、打線の停滞という課題に直面している。チームの中心となる大谷翔平投手にチャンスが巡らない状況に、デーブ・ロバーツ監督も頭を抱えている。
この日の5打数無安打に終わった大谷。いずれの場面でも走者なしで打席を迎えた。打線は直近5試合で13得点と低調で、ロバーツ監督は敗戦後に「うーん……。打線がまだ噛み合っていない」と苦言。続けて「とにかく彼(大谷)の前に走者を出さないといけない」と課題を挙げた。
大谷は開幕から17試合を終え、得点圏打率.000という意外な数字がある。これは決してチャンスに弱いのではなく、全77打席のうち得点圏で回ってきたのは7打席しかないことに起因する。内訳は4四球と3三振で、3打数無安打の得点圏打率.000という状況だ。
この日も7番~9番を打ったマックス・マンシー内野手、エンリケ・ヘルナンデス内野手、ミゲル・ロハス内野手は全員が打率1割台と、下位打線は依然として低調。1番打者とはいえ、強打の大谷にチャンスで殆ど打席が回ってこないという課題が顕著となっている。
昨季は得点圏で145打数41安打、8本塁打、68打点、26四球、打率.283だった大谷。まだサンプルが少ないとはいえ、今のままだと今季は単純計算で年間29打数、38四球というペースになってしまう。
大谷のメジャー通算の得点圏打率は.292。2020年以外はすべての年で得点圏打率.280以上を打ってきた。大谷の打棒を生かすためにも、下位打線の奮起、または打線の再構築が急務となっている。(Full-Count編集部)