◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(22日)◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)大会連覇が懸かるネリー・コルダが公式記者会見に臨んだ。今季は5試合に出場してトップ10が2度。前週「JMイーグ…

ディフェンディングチャンピオンのネリー・コルダ

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(22日)◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)

大会連覇が懸かるネリー・コルダが公式記者会見に臨んだ。今季は5試合に出場してトップ10が2度。前週「JMイーグルLA選手権」は16位だった。

「先週はアイアンの調子が少し良くなったのを感じました。でもパターが今ひとつで、去年決めていたようなパットが入ってないんです。でもそれもゴルフ。波があるから、地道に努力を続けていけばいずれまた合ってくる」と話した。

前年大会は通算13アンダーで史上3人目の出場5試合連続優勝を飾った。18番グリーン脇にある池にも飛び込んだ。「本当に素晴らしい瞬間でしたが、私は最後に飛び込んで真っ先に出ました。足が地面についた瞬間に『ヌルヌルしている』って。すぐに出なきゃ」と優勝者の恒例イベントを笑顔で振り返った。

米女子ツアーは今季ここまで8試合が行われ、3月「ブルーベイLPGA」では竹田麗央、前週「JMイーグルLA選手権」ではイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)が優勝するなどルーキーの躍進が目立つ。

昨年の池ダイブの感想は?

ツアー15勝の26歳は「ルーキーの時は失うものが何もない。まだ失敗体験もないし、毎週が新鮮。自分はとにかく感謝しながらプレーしていた。何年か経っても同じように楽しんではいますが、やっぱりルーキーの時の無邪気さとは違うと思います。私はルーキーイヤーに優勝できなかったので、すぐに結果を出すのは本当にすごいこと。尊敬します」。若手の活躍に敬意を払いつつも、今週は世界ランキング1位の実力者として経験値の違いを見せるつもりだ。

メジャー3勝目に重圧も掛かるが、前夜のチャンピオンズディナーではツアー31勝のジュリ・インクスターや同11勝のレキシー・トンプソンらと餃子を楽しんだ。「プレッシャーは特権です。ここにいられるということは、これまでの努力が実った証し。できる限りその瞬間を楽しむようにしています」と今季初優勝へ表情を引き締めた。