今シーズン限りでのバイエルン退団が発表されている元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)だが、イタリアには興味がないようだ。 バイエルン一筋でアカデミーで育ったミュラー。これまで公式戦で747試合に出場し248ゴール274アシストを記録。…
今シーズン限りでのバイエルン退団が発表されている元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)だが、イタリアには興味がないようだ。
バイエルン一筋でアカデミーで育ったミュラー。これまで公式戦で747試合に出場し248ゴール274アシストを記録。12回のブンデスリーガ優勝や、2回のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数多くのタイトル獲得に貢献してきた。
バイエルンとの別れを決断した一方で、新天地がどこになるのかは大きな関心事に。今シーズンも公式戦40試合に出場し6ゴール6アシストと、まだまだ錆び付いていないパフォーマンスは注目を集めることとなる。
そんな中、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、ミュラーにはセリエAを戦うフィオレンティーナが契約に関心を持ち、エージェントとコンタクトを取ったとのことだ。
意外なところからのオファーでもあるが、過去にはバイエルンでプレーしていた元フランス代表FWフランク・リベリーも獲得したことがあり、可能性はゼロとは言えない。
一方で、かつてイタリア代表も指揮したファビオ・カペッロ氏が自身の見解を述べ、魅力を感じないだろうとした。
「どこのクラブかによる。バイエルンや長年プレーしてきたドイツ代表のようなトップレベルのチームなら考えられる。でも、イタリアに来て、ただ普通のチームでプレーするだけなら、私は魅力的ではないと考えるだろう」
また、ドイツ『シュポルト・ビルト』のジャーナリストであるクリスティアン・ファルク氏もこの件について報じているが、ミュラーは「興味を持っていない」と伝えており、セリエA挑戦はどうやら可能性がかなり低いと言えそうだ。
なお、ミュラーにはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の複数クラブが関心を持っていると報じられており、ヨーロッパに留まらない可能性も十分にありそうだ。