日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開いた。湯田淳スピード部長が取材に応じ、交通事故で負傷したスピードスケートの新濱立也について「第一報をもらってかなり心配したが、入ってきた情報を聞く限りでは、首から下は問題ない。左膝も心配された…

 日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開いた。湯田淳スピード部長が取材に応じ、交通事故で負傷したスピードスケートの新濱立也について「第一報をもらってかなり心配したが、入ってきた情報を聞く限りでは、首から下は問題ない。左膝も心配されたが骨も靱帯(じんたい)も影響はない。競技をする上では体については大丈夫という診断結果をもらっている」と話した。

 ただ、病院では左結膜下出血、左上顎骨壁骨折、左類骨骨折、全身打撲傷などの傷病を確認された。顔面にはかなりのケガを負っており、湯田スピード部長は「顔面からかなり強くいったようで、顔面骨は骨折している。今日手術をして、1カ月、2カ月は様子を見ながら」と話した。

 新濱は22年北京五輪代表で、500メートル日本記録保持者。19日には自身のインスタグラムを更新し、「顔と膝に怪我を負いましたが、命に別状はなく、意識もはっきりしており元気にしています。これから検査や手術を受けて、回復に向けてしっかりと治療に専念していきます。今は1日も早く氷上に戻れるよう、前を向いて頑張ります」とつづった。昨年5月にカーリング女子で五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレ、吉田夕梨花との結婚を発表している。