ソフトバンクでプレーしたムーア ソフトバンクなどでプレーしたマット・ムーア投手は、レッドソックスからリリースとなって所属先がない状態となっている。3月28日(日本時間29日)には7日間の負傷者リストに入っていたが、地元メディア「MassLi…

ソフトバンクでプレーしたムーア

 ソフトバンクなどでプレーしたマット・ムーア投手は、レッドソックスからリリースとなって所属先がない状態となっている。3月28日(日本時間29日)には7日間の負傷者リストに入っていたが、地元メディア「MassLive」によると腕に痛みをかかえていたようで、10日(同11日)に球団はムーアをリリースした。

 ムーアは2020年にソフトバンクでプレー。6勝3敗、防御率2.65と結果を残し、日本シリーズでも好投した。翌年はメジャーに復帰し、2023年2月にはエンゼルスと契約。大谷翔平投手らとプレーし、41試合で4勝1敗、防御率2.66の好成績を残していた。しかし、チームは低迷し、総年俸削減のため、8月末にウェーバー公示にかけられ放出。ガーディアンズへ移籍すると、その後すぐにマーリンズへ移籍した。

 昨年はエンゼルスが1年契約で再獲得し、51試合に登板して5勝3敗、防御率5.03。今季はレッドソックスとマイナー契約を結んでいた。

 スプリングトレーニングでは4試合に登板して計4イニングで無失点の好投を見せていたが、負傷者リストに入ってマイナーでも公式戦の登板はなかった。移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「復帰時期は不明だが、健康となればマイナーでの再契約は可能だろう」と予測している。日米で結果を残した35歳の、今後のキャリアに注目が集まる。(Full-Count編集部)