「明治安田J1、町田0-2浦和」(13日、国立競技場) 勝てば首位再浮上だった町田は浦和に敗れた。今季初めて前半に2失点。攻撃では試合を通じてチャンスを作るも、最後の精度を欠いた。 試合開始からFW相馬ら左サイドを起点にチャンスを作り押し…

 「明治安田J1、町田0-2浦和」(13日、国立競技場)

 勝てば首位再浮上だった町田は浦和に敗れた。今季初めて前半に2失点。攻撃では試合を通じてチャンスを作るも、最後の精度を欠いた。

 試合開始からFW相馬ら左サイドを起点にチャンスを作り押し込む町田。だが、前半15分に右コーナーキックから失点。同38分には相手GKの縦パスからFW松尾に抜け出され、追加点を許した。

 昨季2点ビハインドからの逆転がなかった町田は、後半からFW藤尾を右ウイングバックで投入するなど攻勢に出る。後半20分にはFWナサンホがゴール前で決定機を迎えるも、雨の影響でぬれていたピッチに足を滑らせてボールにミートせず。そのままネットを揺らせなかった。

 現在、リーグは勝ち点が詰まっている“団子状態”で町田にとっては頭一つ抜け出したい状況だった。黒田監督が「前半戦のターニングポイントにはなってくる試合」と意気込んでいたが、リーグ戦7試合ぶりの敗戦で前節から7位に順位を下げた。