「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス) ドジャースの佐々木朗希投手がメジャー4登板目で最長となる5回、同最多の81球を投げて4安打1失点、与四球2、奪三振3。粘りの投球で最少失点に抑えたが、打線の援護がなく、メジャー初黒星を…

 「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手がメジャー4登板目で最長となる5回、同最多の81球を投げて4安打1失点、与四球2、奪三振3。粘りの投球で最少失点に抑えたが、打線の援護がなく、メジャー初黒星を喫した。81球のうち、ストライク51球、ボール30球で最速は158キロ。防御率は3・29。

 試合後の会見でロバーツ監督は、前回5日のフィリーズ戦の投球内容(4回、68球、3安打1失点)を踏まえ、「この試合で最も重要なことは、彼が調子を上げ、長いイニングまでマウンドに立ち、ストライクを投げ、三振を奪い、バットにコンタクトさせないことだった」。三回のあわや満塁弾の打球を中堅パヘスがもぎ取った超美技を「非常に大きかった」と称え、「朗希は崩れず、リズムを取り戻したのが良かった。今夜は本当に切れがあったように見えた。だから、初め5回まで投げることができた。彼にも言ったことだが、これから彼が前に進めるように背中を押していきたい」と話した。

 ドジャースは佐々木降板後のブルペン陣が乱調で六回以降に15失点。八回からは野手のロハスが登板するなど、本拠地ワーストの完封負けを喫した。