「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス) ドジャースのミゲル・ロハス内野手が11点ビハインドの八回途中から登板。山本由伸投手のグラブを借り、同僚をモノマネしながらのマウンドにファンの爆笑を誘った。 11点目を奪われ、ロハスがコ…
「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス)
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が11点ビハインドの八回途中から登板。山本由伸投手のグラブを借り、同僚をモノマネしながらのマウンドにファンの爆笑を誘った。
11点目を奪われ、ロハスがコールされるとスタンドはざわついた。だがマウンドのロハスの様子を見てすぐ大歓声へ変わった。ロハスは山本のグラブを手に、モノマネしながら登板。1安打を許しながらも無失点に抑えると、本拠地はスタンでイングオベーションだ。
しかし続投した九回はカーショーのモノマネをして二塁打を浴び、佐々木朗希のモノマネに切り替えたが痛恨の被弾。再び山本のフォームに戻すも大量5失点を喫した。
ただベンチの山本や大谷は笑顔。敗色濃厚のゲームでダメージを残さなかったことが収穫とも言える。佐々木は試合後、ロハスのモノマネについて問われると思わず吹き出したが、「100点で」と高評価を下した。
米FOXは「真剣に投球に取り組んでいる」と記し、笑いの絵文字を使ってロハスの投球を紹介。日本のXでも「野手登板」がトレンド入りし、「ニセ朗希が被弾」「ロハスの野手登板(しかも由伸のモノマネ)死ぬほど笑いながら見てた」「ありがとうロハス、損な役回りだったと思うけど途中は場を盛り上げながらもやり遂げてくれた貴方に感謝を」とファンがつぶやいていた。