【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)【映像】松窪真心の「超反応の反転シュート」 弱冠20歳のMF松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ=米プロリーグ)が、殊勲のPK獲得だ。ボックス内でこぼ…
【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)
弱冠20歳のMF松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ=米プロリーグ)が、殊勲のPK獲得だ。ボックス内でこぼれ球にいち早く反応すると、反転して右足を一閃。これが相手の手に当たり、主審がPKスポットを指さすとスタジアムは大歓声となった。
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は4月6日、国際親善試合でコロンビア女子代表と対戦。チャンスを作りながらも決めきれない展開から35分に失点する。しかし後半アディショナルタイムに途中出場のDF高橋はなが豪快なPKを決めて、1ー1のドローに終わった。
値千金の同点ゴールを“アシスト”したのが、松窪だった。43分にFW田中美南の負傷を受けてスクランブル出場となった20歳の逸材は、試合を通して積極的な仕掛けを見せると、90+2分についに大仕事をやってのける。
右CKからのクロスをGKキャサリン・タピアがキャッチミス。これまで何度もなでしこジャパンの攻撃を阻んできたコロンビアの守護神のエラーを見逃さなかった松窪が、すぐにボールに反応。ゴールに背を向けた状態から反時計周りに反転しながら右足を一閃。これがブロックに入ったMFカタリーナ・ウスメの手に当たる。すぐに主審の笛が鳴り、ペナルティースポットを指さすとスタジアムは大歓声が響き渡った。
このシーンについて解説の本並健治氏(元日本代表GK)は、「打ったことが良かったですね。GKが目測を誤って出られませんでした。こぼしたボールに反応しましたね」とコメント。松窪の反応スピードと積極性を称えている。
またファンたちもABEMAのコメント欄やSNSで、「松窪ちゃんの積極性!」「反応はやっ!」「松窪いい反応だったなー!」「ずっとチャンス作ってたもんな」「決め切りたかっただろうけど、これは素晴らしいプレー」「手に当たってなかったら入ってただろ」「20歳だけどめちゃくちゃ印象に残るプレーしてた」「試合を通していい動きしてたもんな」など称賛していた。
このPKは途中出場の高橋がど真ん中に蹴り込んで、なでしこジャパンが同点に。ニルス・ニールセン体制初の国内試合はドローに終わるも、2024年U-20女子ワールドカップでシルバーボール(5ゴール・1アシスト)を受賞した次世代エースの松窪が、大きなインパクトを残すゲームとなった。
(ABEMA/なでしこジャパン)