根尾はファームで無失点と結果を残し続けている(C)産経新聞社 中日のロマン腕、根尾昂がファームで着々と結果を積み上げている。 27日に行われたウエスタン・リーグ、阪神戦(安芸)に登板し、1イニングを無失点。今季はここまで10登板で防御率0.…
根尾はファームで無失点と結果を残し続けている(C)産経新聞社
中日のロマン腕、根尾昂がファームで着々と結果を積み上げている。
27日に行われたウエスタン・リーグ、阪神戦(安芸)に登板し、1イニングを無失点。今季はここまで10登板で防御率0.00と快進撃を続けている。
27日の阪神戦、8回に4番手で登板した根尾は先頭のイアン・アルエナスを150キロ超の直球で遊ゴロに打ち取ると、続く井上広大も直球で右飛に打ち取る。最後は代打の原口文仁をキレのあるスライダーで見逃し三振に打ち取り、ここまで防御率「0・00」とパーフェクト投球を継続中だ。
この日は最速153キロをマークと緩急をつけた、安定感のあるピッチングも光り、ファームでは無双状態となっている。
昨年は先発として1軍マウンドにも上がったが、今季はキャンプ中に井上一樹監督がリリーフ起用を明言。投手転向4年目の今季はファームで中継ぎとして、10登板で計9回2/3を投げて4安打6奪三振1失点(自責0)。昨年も課題とされた四球の多さはここまで「2」と大きく改善されている。
根尾の快投にはファンの間からも「早く1軍のマウンドで躍動する姿が見たい!」「リリーフ向きなのかな」「早く1軍昇格させて」など、待望論が高まっている。
今季は高卒7年目、野手としてスタートし、投手としての本格覚醒を目指す根尾にとってもそろそろ結果が欲しいところではある。
1軍舞台で勢いを与える快投シーンがいつ、見られるか。今後も背番号30の存在が注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】中日のロマン腕 根尾昂が二軍で無双中にXざわめき 最速150キロ、脅威の「0.00」に高まる期待「早く1軍で見たい!」
【関連記事】中日・大島洋平の「生きる道」を考える 40歳シーズンで再び居場所を掴むには
【関連記事】井上中日に"大当たり"の予感…長打にユーティリティ、日本球界で本格覚醒が期待される31歳助っ人にX大興奮「クリーンアップいける!」