「フィリーズ-ドジャース」(5日、フィラデルフィア) ドジャースがラインアップを発表。大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、佐々木朗希投手が中6日の登板間隔でメジャー3度目のマウンドに立つ。 大谷は前日の試合で4打数1安打。3点ビハイ…

 「フィリーズ-ドジャース」(5日、フィラデルフィア)

 ドジャースがラインアップを発表。大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、佐々木朗希投手が中6日の登板間隔でメジャー3度目のマウンドに立つ。

 大谷は前日の試合で4打数1安打。3点ビハインドの 八回2死一塁の反撃機に右前打を放ち、開幕から9試合連続で出塁を記録した。次打者ベッツの打席で果敢に二盗を狙ったが、捕手リアルミュートの好送球でアウトとなり、反撃機を逸した。

 チームは1点を追う九回2死一塁の場面で代走テーラーが二盗を企図し、フィリーズ捕手がふたたび、完璧送球。ビデオ裁定に持ち込まれるきわどいタイミングだったが、盗塁失敗でゲームセットとなった。ドジャースは開幕からの連勝が8でストップ。勝ったフィリーズは4連勝で7勝1敗となった。

 大谷はここまで9試合に出場し、打率・324,3本塁打、3打点、OPS1・057。2日のブレーブス戦では同点の九回にサヨナラ本塁打を放ち、自身のボブルヘッド人形が配布された試合を劇的勝利で飾った。

 佐々木は3度目のマウンドで初勝利を目指す。

 初登板となった3月19日の東京ドームでのカブス戦は3回1安打1失点。初回に最速161・7キロの直球とスプリットで三者凡退の完璧スタートを切ったが、二回以降に5四球を記録し、課題を残す登板となった。前回、3月29日のタイガース戦は二回途中3安打2失点。初回から制球が安定せず、4四球を与えて走者を背負う苦しい投球が続いた。最速は155・9キロにとどまり、球速にも不安を残した。

 前日の試合でドジャースの連勝を止めたフィリーズはメジャー2位のチーム打率・298、同3位のOPS・846を誇る強打のチーム。MVP2回のハーパーや元首位打者のターナーら好打者がそろっており、佐々木にとってはその力を試される場となりそうだ。

▽ドジャースのラインアップ

1番・DH 大谷       打率・324 3本塁打 3打点 OPS1・057

2番・遊撃 ベッツ     打率・261 3本塁打 6打点 OPS・998

3番・右翼 T・ヘルナンデス打率・235 2本塁打 8打点 OPS・768

4番・左翼 コンフォート  打率・318 1本塁打 4打点 OPS1・080

5番・二塁 エドマン    打率・286 5本塁打 9打点 OPS1・011

6番・三塁 マンシー    打率・115 0本塁打 2打点 OPS・399

7番・中堅 パヘス     打率・111 0本塁打 0打点 OPS・421

8番・一塁 K・ヘルナンデス打率・091 2本塁打 4打点 OPS1・451

9番・捕手 バーンズ    先発2試合目

   投手 佐々木     0勝0敗 防御率5・79

▽フィリーズのラインアップ

1番・DH シュワバー   打率・286 4本塁打 8打点 OPS1・125

2番・遊撃 ターナー   打率・313 0本塁打 1打点 OPS・796

3番・一塁 ハーパー   打率・241 1本塁打 2打点 OPS・669

4番・三塁 ボーム    打率・226 0本塁打 2打点 OPS・508

5番・左翼 ケプラー   打率・238 1本塁打 1打点 OPS・861

6番・右翼 カステヤノス 打率・292 1本塁打 1打点 OPS・851

7番・捕手 リアルミュート打率・261 0本塁打 3打点 OPS・683

8番・二塁 ストット   打率・286 1本塁打 3打点 OPS・899

9番・中堅 マーシュ   打率・222 1本塁打 4打点 OPS・753

   投手 ノラ     0勝0敗 防御率8・44