【MLB】ドジャース3-1ブレーブス(4月1日・日本時間4月2日) 【映像】ボールゾーンから急激に曲がる“超魔球”4月1日(日本時間4月2日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アトランタ・ブレーブスの一戦に、昨季の投手3冠&…
【MLB】ドジャース3-1ブレーブス(4月1日・日本時間4月2日)
4月1日(日本時間4月2日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対アトランタ・ブレーブスの一戦に、昨季の投手3冠&サイ・ヤング賞左腕、クリス・セールが登板。ドジャース打線相手に、210cmの高身長から投げ下ろす“エグすぎるバックドア”が話題となっている。
1-0、ブレーブス1点のリードで迎えたこの試合の4回裏・ドジャースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った5番ウィル・スミスに対してセールは、初球、外角高めに外した速球を見せた後で、2球目、それよりやや内側の遠いところへのストレートでカウント1-1とすると、一転、3球目は内角膝元へと鋭く変化していくスライダーがギリギリのところで決まってカウント1-2に。そして、勝負の4球目、今度はボール球となりそうな軌道から一気に変化して外いっぱいのところへと収まる“珠玉のバックドア”を投じ、スミスは手が出ず、見逃し三振に。そのため、ネット上では「ボールじゃないのかよ」「悪魔的だ」「どうやって打つんだよ」「エグすぎる」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
セールによる“エグすぎるバックドア”に、この日、ABEMAの中継で解説をつとめていた杉谷拳士氏は、「入ってくるんですよね、バックドア。あの外の。(スミスは)ボールと見て“おおっ”という感じですよね。見逃した感じが。」と、打者であるスミスの感覚からすれば、ボール球だと思って見送ったところに、いきなり曲がってストライクを奪われた状態であると解説。その上で、「(打者の)感覚的に言うと、ホント、一塁ベンチから(ボールが)来るような感じじゃないですか。」と、一塁ベンチから投げられたような変化球であると語ることに。
セールといえば、このバックドアを武器に、昨季もナ・リーグ最多となる225奪三振をマーク。今季もその威力に一切の衰えが見えないだけに、ドジャースをはじめ、各チームの打者たちは相当手こずりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)