3月31日(現地時間30日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズvsデトロイ…
3月31日(現地時間30日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズvsデトロイト・ピストンズの一戦で起きた大乱闘。この乱闘に関わった選手へのペナルティ処分が4月2日に発表された。
この乱闘は、第2クォーター残り8分36秒にピストンズのロン・ホランドがウルブズのナズ・リードにファウルをしたことから始まった。リードがホランドに詰め寄り口論になると、止めに入ったウルブズのドンテ・ディビンチェンゾとホランドがもみ合いになり、ベースライン付近から観客席へなだれ込む乱闘に。その後、ピストンズのアイザイア・スチュワートとマーカス・サッサーが口論に加わり事態は悪化。大乱闘と化した。この乱闘に関わった同5選手が退場処分となった。
今回ペナルティが課せられたのは、ウルブズのリードとディビンチェンゾが1試合の出場停止、ピストンズのホランドとサッサーもそれぞれ1試合の出場停止処分。そして口論に加わり事態を悪化させたスチュワートは、スポーツマンシップに反する行為として2試合の出場停止処分となった。
スチュワートは、2021年にレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)からフレグラント・ファールを受けた際、激昂して顔から血を流したままレブロンに襲い掛かろうとしていたことも話題になった選手。NBAは「彼がこれまでに繰り返してきた非紳士的行為を踏まえて決定された」と、1人だけ2試合の出場停止処分となった理由について説明した。