「阪神1-7DeNA」(1日、京セラドーム大阪) 阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=がホーム開幕戦でも圧巻の投球を見せた。3点差に広げられた六回、なおも2死満塁のピンチ。「才木さんもキャンプ中、優しく接していただきまし…

 「阪神1-7DeNA」(1日、京セラドーム大阪)

 阪神ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=がホーム開幕戦でも圧巻の投球を見せた。3点差に広げられた六回、なおも2死満塁のピンチ。「才木さんもキャンプ中、優しく接していただきましたし。才木さんの思いも背負って、なんとか自分がカバーしたい」と才木に代わりマウンドに上がった。

 すると迎えた梶原を初球のスライダーで中飛に。「ブルペンで岩崎さんに、『(梶原が)どんどん振ってくる』と教えてもらった。ストライク先行でどう打ち取るかを考えていた」。わずか1球で火消しに成功し、「今後につながる場面だった」とうなずいた。

 七回は牧を一飛に仕留めると、三森は外角いっぱいの直球で見逃し三振に。最後は筒香を右飛に打ち取り、1回1/3を無安打無失点とした。

 プロ初登板となった前回の3月30日・広島戦(マツダ)では2回1安打無失点。2試合連続の回またぎでの好投に「オープン戦で反省点だったカウントの進め方が少し修正できて、ストライク先行でいけている」と胸を張った。