3月29日、中山競馬場で行われたG2・日経賞(芝2500m)は、マイネルエンペラーが混戦から抜け出した。1番人気の菊花賞馬アーバンシックは直線でジリジリと伸びたものの3着までとなった。日経賞、勝利ジョッキーコメント1着 マイネルエンペラー…

 3月29日、中山競馬場で行われたG2・日経賞(芝2500m)は、マイネルエンペラーが混戦から抜け出した。1番人気の菊花賞馬アーバンシックは直線でジリジリと伸びたものの3着までとなった。

日経賞、勝利ジョッキーコメント
1着 マイネルエンペラー
丹内祐次騎手
「乗りやすいとは聞いていたので、特に不安はありませんでした。今日はもう4コーナーの時にはほんと先頭あるいはいつでも動ける位置に行こうと思っていました。思ってるより前目に先に取れたので問題なく運べましたね。こういう馬場は多分得意だと思います。力も付けていると思うので、ほんとこれからもっと1個上のとこで、勝負になると思います。乗りやすいので(課題は)特にありません。(今日のようなレースが出来れば)勝負になると思います。(3200でも大丈夫ですか?)次の騎乗を、麒麟さん(首を長くして)になって待っています」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3月29日、中山競馬場で行われた11R・日経賞(G2・4歳上オープン・芝2500m)は、丹内祐次騎乗の2番人気、マイネルエンペラー(牡5・栗東・清水久詞)が勝利した。クビ差の2着に5番人気のチャックネイト(せん7・美浦・堀宣行)、3着に1番人気のアーバンシック(牡4・美浦・武井亮)が入った。勝ちタイムは2:36.1(稍重)。

 3番人気で横山典弘騎乗、マテンロウレオ(牡6・栗東・昆貢)は、8着敗退。

【新馬/阪神5R】ユーバーレーベン全弟、マイネルエンペラーが最内を突き抜ける

好位から抜け出す

 丹内祐次騎乗の2番人気、マイネルエンペラーが嬉しい重賞初制覇を飾った。レース前半は好位4番手から。ポジションをキープしたまま淡々と隊列は流れていき、勝負どころでもじわっと外目から進出。直線でも混戦の中からジリジリと抜け出して、後続の追い上げを凌ぎ切った。また、断然の1番人気に支持されたアーバンシックは直線じわじわと伸びたものの3着まで。

マイネルエンペラー 20戦5勝
(牡5・栗東・清水久詞)
父:ゴールドシップ
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:ビッグレッドファーム

【全着順】
1着 マイネルエンペラー 丹内祐次
2着 チャックネイト J.モレイラ
3着 アーバンシック C.ルメール
4着 リビアングラス 松山弘平
5着 マイネルクリソーラ 菅原明良
6着 ヴェルミセル 津村明秀
7着 マイネルウィルトス 横山武史
8着 マテンロウレオ 横山典弘
9着 アラタ 大野拓弥
10着 ハヤヤッコ 吉田豊
11着 バビット 戸崎圭太
12着 シュヴァリエローズ 北村友一
13着 ホウオウノーサイド 杉原誠人
14着 ブレイヴロッカー 石橋脩
15着 マキシ 三浦皇成