「ドジャース-タイガース」(28日、ロサンゼルス) ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が2点を追う六回の第3打席で起死回生の同点2ランを放った。難攻不落の元同僚・フレアティをついに捉えた。 先頭で大谷は二ゴロに倒れたが、ベッツがヒット…

 「ドジャース-タイガース」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が2点を追う六回の第3打席で起死回生の同点2ランを放った。難攻不落の元同僚・フレアティをついに捉えた。

 先頭で大谷は二ゴロに倒れたが、ベッツがヒットでつないだ。そしてフリーマン。左中間へ完璧な一撃を放ち、沈んでいたスタンドが一気に沸き返った。

 ファンは盛大なフレディコールをあげ、ベンチ前では大谷がひまわりの種をかけた。左肋骨の違和感で日本開幕S2試合を欠場したフリーマン。今季7打席目にして初安打が価値ある一発となった。さらに先発し5回2失点だった山本由伸投手の黒星を消す一発にもなった。

 七回表に守備に就く際には、ベンチのフレアティからガムを投げつけられたフリーマン。思わず笑みを浮かべるなど、2人の関係をにじませるシーンだった。