「広島7-1中日」(15日、マツダスタジアム) 4番に座る広島の末包が今季初の5連勝を導いた。初回2死一塁で右中間への先制適時二塁打を放つと、三回1死二、三塁では右前への2点適時打。四回2死一塁では左前打を放ち、今季初の猛打賞。4打数3安…

 「広島7-1中日」(15日、マツダスタジアム)

 4番に座る広島の末包が今季初の5連勝を導いた。初回2死一塁で右中間への先制適時二塁打を放つと、三回1死二、三塁では右前への2点適時打。四回2死一塁では左前打を放ち、今季初の猛打賞。4打数3安打3打点に今季初盗塁をマークする活躍で、本拠地8連勝の主役を担った。

 末包は開幕1軍に名を連ねていたが、初スタメンを飾ったのは開幕から4試合目となる2日のヤクルト戦。以降、11試合に出場して無安打に終わったのはわずか2試合で、打率はリーグ3位の・356、2本塁打、リーグトップの14打点を挙げている。

 今季初めて4番に座った9日の中日戦こそ無安打に終わったが、以降は今季最長の5試合連続安打と好調をキープ。チームは15試合を戦って、頼もしい4番は早くも昨季の打点を上回る14打点。シーズン換算で133打点ペースという大当たりだ。