ロバートJr.とアウトマンらの交換トレード「議論に挙げたことがある」 ドジャースが水面下で大型トレードに動いていたようだ。ルイス・ロバートJr.外野手の獲得を目指し、ジェームズ・アウトマン外野手と若手有望株を放出するプラン。米全国紙USAト…

ロバートJr.とアウトマンらの交換トレード「議論に挙げたことがある」

 ドジャースが水面下で大型トレードに動いていたようだ。ルイス・ロバートJr.外野手の獲得を目指し、ジェームズ・アウトマン外野手と若手有望株を放出するプラン。米全国紙USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者が伝えている。

 キューバ出身のロバートJr.は2023年に38本塁打を放ち、エンゼルス・大谷翔平(現ドジャース)と本塁打王争いを演じた。同年に145試合出場で打率.264、80打点、OPS.857を記録。今季は打率.163、1本塁打、4打点となっている。一方のアウトマンは2023年に151試合出場で打率.248、23本塁打、70打点。新人王争いで3位に入ったが、昨季から極度の打撃不振に悩まされ、今季開幕をマイナーで迎えた。

 ロバートJr.は2020年から6年5000万ドル(約71億8000万円)の契約を結んでおり、2026、2027年は球団オプションとなっている。ナイチンゲール記者は「ホワイトソックスとドジャースはトレードについて議論に挙げたことがある。ルイス・ロバートJr.をドジャースに送り、その見返りに3Aのジェームズ・アウトマンと第一線の有望株というものであった」と裏事情を伝えている。

 また、地元メディア「ドジャース・ネーション」は、両軍の交渉が「しばらく脇に置かれている」という状態を指摘。その上で「もしドジャースが、ロバートJr.とのトレードについてホワイトソックスと協議を再開する場合、彼が加入となればレギュラーの中堅守はおそらく確実なものになるだろう」と言及している。(Full-Count編集部)