【MLB】ドジャース 3-0 カブス(4月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)    【映像】何話してる?めちゃくちゃ楽しそうな大谷と山本 ドジャースの山本由伸投手がカブス戦で先発すると、6回を無失点・9奪三振の好投。マウンドを降りた直後…

【MLB】ドジャース 3-0 カブス(4月11日・日本時間12日/ロサンゼルス)    

【映像】何話してる?めちゃくちゃ楽しそうな大谷と山本

 ドジャースの山本由伸投手がカブス戦で先発すると、6回を無失点・9奪三振の好投。マウンドを降りた直後のベンチではホッと一息ついている山本と、笑顔で応じる大谷翔平の談笑シーンが見られた。

 山本はこの日、3月18日のカブスとの開幕戦以来となる対戦で、2勝目を目指すなかで完璧なピッチングを披露した。初回から2三振と鈴木誠也をライトフライに打ち取り、その後も3回まではパーフェクト。4回に2本のヒットを打たれるも味方の好守に助けられながら無失点で切り抜け、4回、6回もヒットを許さなかった。

 6回は初めての四球を出しながらも、カイル・タッカーを相手にカットボールで三振を奪って3アウト。ここまで103球を投じて、お役御免でベンチへと戻った。その際、本拠地ドジャー・スタジアムに詰めかけたファンから万雷の拍手とスタンディングオベーションで称賛されるなど、文句のつけようがない投球となった。

 6回裏のドジャースの攻撃時にベンチが映ると、飲み物を口にしながらホッと一息つく山本の姿が映し出される。その隣には、何やら食べ物を口に含んでモグモグしながら笑顔を見せる大谷の姿も。ファンがSNSで「なんだか楽しそう、ほんわかなベンチ」とコメントしたように、仕事を終えた山本の安堵の表情が際立つシーンとなった。

 試合はその後、その6回裏の1死一、二塁の場面でトミー・エドマンがレフトへの3ランホームランを放って先制に成功。山本が勝利投手の権利を得ると、そのまま完封で逃げ切り今季2勝目をマークした。

 なお、この試合の結果を受けて、山本は4試合28個の奪三振がMLB全体で1位に浮上。さらに防御率でも1.23でリーグ4位となり、ドジャースのローテーションを担う先発として際立つ成績を残している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)