◆バレーボール大同生命ＳＶリーグ男子▽レギュラーシーズン最終節第１日　サントリー　３（２５―１６、２５―１９、２５―２０）０ＶＣ長野（１２日、長野・ＡＮＣアリーナ）　レギュラーシーズン（ＲＳ）最終節が行われ、２位のサントリーは敵地で９位のＶ…

◆バレーボール大同生命ＳＶリーグ男子▽レギュラーシーズン最終節第１日　サントリー　３（２５―１６、２５―１９、２５―２０）０ＶＣ長野（１２日、長野・ＡＮＣアリーナ）

　レギュラーシーズン（ＲＳ）最終節が行われ、２位のサントリーは敵地で９位のＶＣ長野をセットカウント３―０で下し、１５連勝を飾った。今季通算３５勝８敗とし、ＲＳ１試合を残してＲＳ優勝に望みをつないだ。また、大阪ブルテオンに次ぐ２位以上が確定し、チャンピオンシップ（ＣＳ）準決勝進出を決めた。

　チーム２位の１５得点を挙げ、攻守でけん引した高橋藍は「まずは２位以上を確定させて、近くの目標であったノルマを達成できて良かったと思います。今日の試合は（３―０、３―１で）３ポイント取らないといけない中でストレート勝ちができて、自分たちの力を出し切れた。セミファイナル（ＣＳ）に向けてもいい試合になったと思います」と胸を張った。

　ＲＳは最後まで優勝争いが白熱する。首位の大阪Ｂと２位のサントリーが勝ったことで、３位の名古屋のＶは消滅。首位争いは一騎打ちとなり、依然として大阪Ｂが優位に立つ。サントリーは１３日のＶＣ長野戦で勝ち、大阪ブルテオンが同日の東レ静岡戦で敗れれば、逆転Ｖをつかむ。

　前身Ｖリーグから２連覇を狙うＣＳに向けても連勝の勢いそのまま臨みたい今季ＲＳ最後の一戦。この日も１７３５人の大観衆が詰めかけ、ホームの大阪から遠征してきたファンも声援を送った。昨季イタリア１部でプレーオフを戦った経験もある藍は「すごい自信を持ってプレーできている。でもこの感覚のままだったら難しいと思います。自分たちのプレーを信じることにプラスアルファを出して。１点にこだわってやっていくことが大事になると思います」と表情を引き締めた。