「ナショナルズ-ドジャース」(7日、ワシントン) ドジャースの大谷翔平投手はサイクル安打に王手をかけて迎えた八回の第4打席で見逃し三振に倒れた。 代打・コンフォルトが四球を選び、無死一塁で右腕・シムズとの対戦になった大谷。敵地で異例の大歓…

 「ナショナルズ-ドジャース」(7日、ワシントン)

 ドジャースの大谷翔平投手はサイクル安打に王手をかけて迎えた八回の第4打席で見逃し三振に倒れた。

 代打・コンフォルトが四球を選び、無死一塁で右腕・シムズとの対戦になった大谷。敵地で異例の大歓声が送られる中、初球のスライダーを豪快にフルスイングも空振りとなった。2球目のインサイドはよけながら見送り、3球目の高めフォーシームにはバットが止まった。

 バッティングカウントとなって迎えた4球目、アウトローを見逃して平行カウントに。5球目はワイルドピッチとなり、無死二塁と状況が変わった。6球目、高めの変化球に手が出ず見逃し三振に倒れた。思わず一塁へ歩きかけたが、ストライクのコールに悔しげな表情を浮かべた。

 大谷は第1打席で打球速度182キロの強烈打球で二塁手のグラブをはじく内野安打を放ち、3試合10打席ぶりの安打をマーク。第2打席は右翼へ4試合ぶりとなる同点2ランを放ち、第3打席で追い込まれながらも中堅フェンスを直撃する三塁打を放ち、2019年以来自身2度目のサイクル安打に王手をかけていた。