4月6日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナル第2戦が…

 4月6日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナル第2戦が行われ、デンソー・アイリスが逆転で富士通レッドウェーブを破り、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 連敗が許されないデンソーは試合開始から町田瑠唯や宮澤夕貴といった富士通の主力にプレッシャーをかけて、主導権を握ろうとする。しかし、富士通の赤木里帆に第1クォーターだけで11ポイントを挙げられ、11−20とリードを奪われた。

 第2クォーターに入っても主導権を渡さない富士通に対して攻めあぐねる。終盤になり、髙田真希や高橋未来が反撃の機運を高めるシュートを決めるも、32−42と10点ビハインドで前半を折り返す。

 後半開始早々、デンソーがディフェンスの強度を上げてスパート。梅木千夏がスティールから得点を決めて流れを引き込むと、残り時間7分25秒、馬瓜エブリンのシュートで逆転に成功。その後は一進一退の展開となり55−50で最後の10分間へ。

 第4クォーターに入っても馬瓜、梅木のシュートでリードを渡さない。残り2分57秒には町田の3ポイントシュートで63−64と逆転を許すが、その後も馬瓜が入れ返してシュートを決めて、再びリードを奪った。最後は富士通の攻撃をしのぎデンソーが逃げ切りに成功。最大点差15を引っ切り返し、69−67で勝利を挙げた。

 デンソーは馬瓜がゲームハイタイとなる21点をマーク。髙田が15得点9リバウンド、控えの梅木が3本の3ポイントを含む13得点を記録して、勝利に貢献した。

 対する富士通は赤木が21得点をマーク。テミトペが14得点10リバウンドのダブルダブル、内尾聡菜が10得点を記録するが、勝利に結びつけられなかった。

 Wリーグファイナル第3戦は4月12日、同じく武蔵野の森総合スポーツプラザで開催。ティップオフは15時の予定だ。

■試合結果

富士通レッドウェーブ 67-69 デンソーアイリス(@武蔵野の森総合スポーツプラザ)

富士通|20|22|8|17|=67

デンソー|11|21|23|14|=69

【動画】エブリンが気迫のプレーでシュートを決めてシャウト!