「プロレス・スターダム」(2日、後楽園ホール) スターダムを退団し、米国AEWに移籍する白川未奈と舞華の惜別マッチが行われ、舞華が19分39秒、リストクラッチ式みちのくドライバー2からの片エビ固めで3カウントを奪取。海外マットに挑む盟友を…
「プロレス・スターダム」(2日、後楽園ホール)
スターダムを退団し、米国AEWに移籍する白川未奈と舞華の惜別マッチが行われ、舞華が19分39秒、リストクラッチ式みちのくドライバー2からの片エビ固めで3カウントを奪取。海外マットに挑む盟友を、舞華流で送り出した。
青学大卒業後にグラビアアイドルとなり、プロレスラーに転身した白川。得意の英語力、セクシーかつ華やかなファイトスタイルで海外進出の夢をつかんだ。
イーネクサスヴィー(EXV)のツートップとして共闘してきた舞華は、序盤は妖艶に腰をくねらせる白川の胸をもみほぐすなど、コミカルさを演出。次第に激しいファイトに移行し、硬軟ともに振り切った二人にしかできないファイトを繰り広げ、最後はみちのくドライバー2で決着を付けた。
舞華は「これで最後じゃないから。EXVを海外で戦うユニットにするから」と約束。泣きじゃくる白川に「泣くな」と力強く声をかけた。白川はスターダム、ファンへの感謝とともに「プロレスラーは夢をかなえていく道を見せるのが全て」と一層の飛躍を誓った。
バックステージでは舞華が号泣。「ずっと嫌いだったけれど、ずっと見ていた。良きライバルになって、同じユニットになって、泣くくらい大好きになるとは思わなかった」と語り、白川から優しく抱きしめらた。白川は4・6安城大会で国内ラストマッチとなる。