「ヤクルト5-4広島」(2日、神宮球場) ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちで本拠地開幕戦を飾り、今季初勝利をあげた。 3点ビハインドの八回に、2死満塁から古賀が走者一掃の3点適時二塁打。試合を振りだしに戻した。十回に1死満塁のピンチを背負った…
「ヤクルト5-4広島」(2日、神宮球場)
ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちで本拠地開幕戦を飾り、今季初勝利をあげた。
3点ビハインドの八回に、2死満塁から古賀が走者一掃の3点適時二塁打。試合を振りだしに戻した。十回に1死満塁のピンチを背負ったが、5番手木沢が凌いで無失点で切り抜けると、直後に丸山和が広島6番手の塹江から劇打を放った。
開幕前、チームでは悲しいニュースが相次いだ。2月に、3度の優勝と日本一に尽力した衣笠剛球団会長が死去。そして同月、チームマスコット「つば九郎」の担当スタッフも亡くなった。2人に届けた神宮開幕戦の白星となった。ヒーローの丸山和は「やりました。最高です。絶対に決めてやるという強い気持ちでした」と明かし、「今年、キャンプから突然の訃報が続き、僕ら、また、ファンの皆さんも悲しい気持ちになったと思います。そのお二方の分まで、今年のヤクルトは絶対優勝するという気持ちを持っていきたいと思います。これからも熱い応援をよろしくお願いします」と、決意を語った。