地元メディアが「今季の大胆な予測」を発表 オフの大型補強を経てドジャースは開幕から好スタートを切った一方、チーム内の競争も熾烈だ。地元メディアは27日(日本時間28日)の米国開幕戦に合わせ「今季の大胆な予測」を発表。先発投手をトレード放出す…
地元メディアが「今季の大胆な予測」を発表
オフの大型補強を経てドジャースは開幕から好スタートを切った一方、チーム内の競争も熾烈だ。地元メディアは27日(日本時間28日)の米国開幕戦に合わせ「今季の大胆な予測」を発表。先発投手をトレード放出する可能性を指摘している。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は26日(日本時間27日)に今季のドジャースの「大胆な予測」と題した記事を発表。長いレギュラーシーズンを戦う上で、先発投手の一角であるトニー・ゴンソリン投手のトレードを予想した。
ゴンソリンは先発5番手の候補とみられていたが、スプリングトレーニングで背中を痛め、開幕を故障者リストで迎えることになった。これに対して「現在ドジャースの先発ローテーションにいる選手たちは、自ら出場機会を失うようなことはないだろう。したがって、ゴンソリンが出場機会を得る唯一の方法は、怪我人が出たときだ」とシビアな見方を示した。
ドジャースの投手陣は、東京ドームでの開幕シリーズで先発した山本由伸や佐々木朗希に加え、ブレイク・スネルやタイラー・グラスノー、ダスティン・メイら強力な人材を擁している。また、サイ・ヤング賞3度の左腕クレイトン・カーショー投手がシーズン途中の怪我からの復帰を目指す。同記者は「ドジャースはゴンソリンを必要としない」と断言し、トレード期限までにその力を必要とするチームへ「トレードすることになるだろう」と予想した。
ゴリンソンは2022年に16勝1敗、防御率2.14の好成績を残し、オールスターゲームにも選出。2023年は20試合で8勝5敗、防御率4.98で、トミー・ジョン手術のため昨季はメジャーで登板がなかった。ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースにとっては、少しの出遅れがチーム内での競争に大きな差を生むだけに、チームの動向が注目されるところだ。(Full-Count編集部)