アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFコケがチームの苦境にも前を向いている。スペイン『アス』が伝えた。 ラ・リーガで首位に立つアトレティコは4日に行われた第29節でセビージャと対戦。立ち上がりから主導権を握られる苦しい展開になると、後半は…
アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFコケがチームの苦境にも前を向いている。スペイン『アス』が伝えた。
ラ・リーガで首位に立つアトレティコは4日に行われた第29節でセビージャと対戦。立ち上がりから主導権を握られる苦しい展開になると、後半は一進一退の攻防となったものの、70分に失点。その後、反撃に出たものの得点を奪うことはできず、0-1のスコアで敗れた。
この結果、アトレティコは依然として首位をキープしているものの、2位レアル・マドリーとの勝ち点差は「3」まで縮まり、バルセロナが未消化試合に勝利すると、わずか1ポイント差に迫られる結果となっている。
試合後のインタビューに臨んだコケは厳しい試合になったと認めつつ、審判の判定に対して不満を漏らした。
「この敗戦は厳しいね。チームはすべてを試したが、前半苦戦した。後半に得点のチャンスがあり、その後は同点に追いつくチャンスもあったと思うが、運がなかったね」
「僕たちにはボールを奪い返したり、ボールを保持したりする姿勢が必要だった。3、4回連続してパスを出せたとき、僕らは向上したと思う。ただ、ピッチ上で起きたすべてのことが原因で、めちゃくちゃになってしまった。意見を言うための長い1週間になるよ」
「失点のきっかけになった明らかなハンドが見逃された。僕たちはすべてのものと戦う必要があるようだ。だが、今僕らは首位であり、すべては自分たち次第でもある。それが重要だね」
また、コケはリーグ直近5試合2勝と失速気味のチームが、シーズン前半戦のようなパフォーマンスを取り戻す必要があるとコメント。一方で、自分たちを疑いはしないと強調している。
「シーズン前半のようなダイナミックな動きを続けなければならない。努力する必要があり、(次節の)ベティス戦まで1週間ある。チームへの疑念はないよ。今シーズンのリーグ戦は素晴らしいものであり、これからも続けていきたい。今日は難しい試合で、チャンスもあったが不運だった」