ここ最近、バルセロナはコーナーキックからチャンスをつくれていない。 直近のリーグ戦4試合で勝利の無いバルサは、ここ公式戦10試合でコーナーキックからの得点がない状況に陥っている。 コーナーからの最後のゴールはチャンピオンズリーグ第2戦の2n…

ここ最近、バルセロナはコーナーキックからチャンスをつくれていない。
直近のリーグ戦4試合で勝利の無いバルサは、ここ公式戦10試合でコーナーキックからの得点がない状況に陥っている。
コーナーからの最後のゴールはチャンピオンズリーグ第2戦の2ndレグ、ナポリ戦(3-1〇)まで遡る。
キケ・セティエン率いるチームは試合10分、イヴァン・ラキティッチのコーナーキックをクレマン・ラングレがヘディングで流し込み、先制点をマークした。
これ以来、10試合が行われ、合計69回のコーナーキックがあったものの、その全てを決めきれていない。
センターバックのジェラール・ピケと最後のCK弾をマークしたラングレは空中戦力に優れているが、アスルグラナはこのストロングポイントを活かせていないのだ。
しかし、忘れてはならないのは、4日に行われたディナモ・キエフ戦でピケがゴールをマークしていることだ。
アンス・ファティからのクロスボールに頭で合わせて、2-1で勝利した追加点をマークしている。
長所を活かした素晴らしいヘディングだったが、これはセットプレーからのゴールではない。
昨季リーグ戦を制したリヴァプールやバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリーのようなチームは、バルサより空中戦に長けた選手が多いこともあって、セットプレーで強さを見せている。
実際、マドリーは3日に行われたチャンピオンズリーグのインテル戦で、トニ・クロースのコーナーキックからセルヒオ・ラモスが得点している。
今後、ロナルド・クーマンがチームをさらに上のレベルへ押し上げるには、コーナーキックが鍵を握るかもしれない。