プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が年末の「サウジ決戦」に備え、メキシコ人パートナー2…
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が年末の「サウジ決戦」に備え、メキシコ人パートナー2人を招聘(しょうへい)した。25日、横浜市内で取材に応じた所属ジムの大橋秀行会長(60)が明かした。12月27日、サウジアラビア・リヤドで同級2位アラン・ピカソ(25=メキシコ)との防衛戦を控える。井上は24日に那須川天心(27=帝拳)戦に臨む弟拓真(29=大橋)のサポートに回っていたが、同会長は「本人も拓真の試合が終わってほっとしている。100%、調整に集中できると思う」と説明した。
既にメキシコ人パートナー2人は来日済みだという。さらに元全米アマ王者ジャフェスリー・ラミド(米国)や元世界王者ホルヘ・バカのおいとなるセザール・バカ(メキシコ)とこれまでも練習パートナーを務めてくれた海外勢ともスパーリングを重ねていくという。大橋会長は「今度は尚弥。ピカソなので油断することなく、相当練習も積んでいる」と現状を明かしていた。