サッカーJ2水戸ホーリーホックは21日、アウェーでFC今治を2―1で破り、クラブ記録をさらに塗り替えるリーグ戦8連勝を…
サッカーJ2水戸ホーリーホックは21日、アウェーでFC今治を2―1で破り、クラブ記録をさらに塗り替えるリーグ戦8連勝を飾った。前節まで首位だったジェフユナイテッド千葉が同日の試合で敗れたため、水戸が単独首位に立った。
前半は互いに決め手を欠き、0―0のまま折り返した。
試合が動いたのは後半4分だった。水戸は相手のミスを見逃さずにボールを奪うと、パスを受けたMF斎藤俊輔選手がドリブルで切り込み、先制ゴールを決めた。
しかしその3分後、右サイドのフリーキックからヘディングシュートを許して同点に追いつかれた。
再び試合が膠着(こうちゃく)状態となる中、水戸は25分、いずれもFWの奥田晃也、久保征一郎の両選手を投入。すると終了間際の41分、素早いパスワークで相手ゴールに迫り、最後は久保選手が右足からのシュートで豪快にゴールネットを揺らした。久保選手は2試合連続で決勝ゴールを挙げる活躍だった。
この日の勝利で、水戸は12勝5分け3敗の勝ち点41とし、2位の千葉と勝ち点3の差をつけた。
次戦は28日、ホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)に徳島ヴォルティスを迎える。徳島も勝ち点36でリーグ上位につけており、負けられない一戦だ。(原田悠自)