まさに永遠に語り継がれるスーパーゴールだろう。ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表MF)が決めたボレーシュートは、チャンピオンズリーグ(CL)を代表する名シーンであり、23年が経過したいま見ても鳥肌ものだ。【映像】ジダンの「CL史上最高の…
まさに永遠に語り継がれるスーパーゴールだろう。ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表MF)が決めたボレーシュートは、チャンピオンズリーグ(CL)を代表する名シーンであり、23年が経過したいま見ても鳥肌ものだ。
CL準々決勝に向けた『WOWOW』と『ABEMA de WOWSPO』のスペシャル番組「チャンピオンズリーグダイジェスト!特別編」では、長く語り継がれてきた名場面をランキング形式で紹介。番組MCの薮宏太氏、解説の林陵平氏、元日本代表DFの槙野智章氏、ウエストランドの井口浩之氏、番組スタッフの思い入れのあるシーンも加えたベスト10を振り返った。
その中で栄えある第1位に選ばれたのが、2001-02シーズン決勝(レヴァークーゼン戦)でレアル・マドリードのジダンが決めた美しいボレーシュートだ。
番組内で当時の試合VTRが流れた途端、出演者たちは「うわぁ〜!」と感嘆の声。林氏からも「やっぱりこれだよね」と納得の声が上がり、開始から大盛り上がり。そして、“伝説のシーン”は1-1で迎えた45分にやってくる。
DFロベルト・カルロスが左サイド深くからループ気味のパスが出ると、ボールの先にいたのはジダン。ドンピシャのタイミングで左足を振り抜くと、吸い込まれるようにゴール左上へと決まる。出演者たちは「いやぁ〜!!」と大盛り上がりした。
『フランス・フットボール』誌など現地メディアがこぞって「CL史上最高のゴール」に選出しているこのゴラッソは、サッカー好きなら一度ならずとも目にしているはず。しかし、改めて見てもやはり驚愕もので、様々な角度からのリプレイが流れるとその難易度の高さが余計に浮き彫りになった。
井口氏が「なんでなん。急にあそこだけ(空いている)。ジダンのためだけの空間みたいな」と不思議がれば、林氏は「スーパー!」と声を張り上げた後に「逆足なんだよなあ」としみじみ語り、槙野氏は「こんなに(上体を)寝かせて」とシュートをふかさないための技術とフォームに感嘆した。
準々決勝2ndレグが4月16-17日開催と2024-25シーズンのCLもいよいよ佳境。このジダンのボレーのように、後世に語り継がれていくような名シーンの誕生に期待したい。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグダイジェスト!)