左手首にグラスノーの速球が直撃【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス) ヒヤリとする場面に、ファンからも悲鳴が上がった。カブスのカーソン・ケリー捕手が13日(日本時間14日)に敵地で行われたドジャース戦で左手首に…
左手首にグラスノーの速球が直撃
【MLB】カブス 4ー2 ドジャース(日本時間14日・ロサンゼルス)
ヒヤリとする場面に、ファンからも悲鳴が上がった。カブスのカーソン・ケリー捕手が13日(日本時間14日)に敵地で行われたドジャース戦で左手首に死球を受けた。この日はエース格の左腕ジャスティン・スティール投手の今季絶望が判明したばかりで、ファンの間では「うわ、ヤバい」などと動揺が広がっている。
問題の場面は5回1死、ドジャースのタイラー・グラスノー投手が投じた4球目の93.6マイル(約150.63キロ)のシンカーが、左手首に直撃した。ケリーはのけぞるような動きで一瞬、体が宙に浮き、苦悶の表情を浮かべた。その後、拳を握ったり開いたりする動きで状態を気にしたが、そのまま一塁に進んで出場を続けた。だが、6回の守備からベンチに退いた。
シカゴの放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」によると、試合後に囲み取材でケリーは「とにかく、本当に痛いってだけさ。1日1日を慎重に進めていって、状態を見ていくだけ」とコメント。同局のレポーターを務めるテイラー・マクレガーさんによると検査では問題がなかったという。
カブスは同日の試合前、エース格のスティールが左肘の手術で今季終了となったと、クレイグ・カウンセル監督が明らかにしたばかり。このためSNSでは「骨折しないでくれよな」「痛いっ。ケリーの無事を願う。痛むに違いない」「ジャスティン・スティールとカーソン・ケリーを同じ日に失うなんてできないだろう」と悲鳴にも似た声が上がっている。
30歳のケリーは昨季までメジャー4球団で通算568試合に出場。カブスに移籍した今季は9試合に出場しており、打率.417、4本塁打13打点。前日12日(同13日)に2本塁打を放つなど、打撃好調だった。3月19日に東京ドームで行われた開幕シリーズ第2戦にも先発出場していた。(Full-Count編集部)