J1町田の黒田剛監督(54)が23日、町田市内での非公開練習後に取材に応じ、連敗脱出へ決意を語った。 前節の神戸戦で今季初の連敗。2節で首位から11位に急転落した。それでも指揮官は、リーグ全体が団子状態であることから順位に一喜一憂せず、自…
J1町田の黒田剛監督(54)が23日、町田市内での非公開練習後に取材に応じ、連敗脱出へ決意を語った。
前節の神戸戦で今季初の連敗。2節で首位から11位に急転落した。それでも指揮官は、リーグ全体が団子状態であることから順位に一喜一憂せず、自チームに矢印を向けていく姿勢を強調した。
その上で監督自身「今ちょっと気持ちを新たにしてるようなタイミングでもある」と心境を説明。6日に一部週刊誌による自身のパワハラを巡る報道があったこともあり、「どこに(誰が)ひそんでるかも分からない」と練習場での指導発言の切り取られ方等を気にし、指導で遠慮することもあったという。実際、一部選手からも「最近監督の元気がない」という声が上がっていた。
だが、パワハラ報道以降、リーグ戦は1分2敗と勝利から遠ざかった。「自分も全部介入してやっていきたいなっていうところも、ここちょっと甘かったかなとか、緩かったかなとか、ちょっと見過ごしすぎたかなとか、見て見ないようにしすぎしたかなとかっていうような、自分の中でもそういう反省面はあった」と振り返る。選手からも指揮官からの厳しい追求・指導を求める声があると理解しているといい「選手たちに迷惑かけてしまうことが一番良くない。黒田剛の理想的な指導像をもう一回自分の中で見直していく」と決意を新たにした。