4月13日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第31節GAME2が行われた。 東地…

 4月13日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第31節GAME2が行われた。

 東地区首位を快走してきた宇都宮ブレックスは、京都ハンナリーズを89-69で下し、ホームで2シーズン連続4度目となるB1東地区優勝を決めた。王手をかけていた宇都宮は、前半から小川敦也や高島紳司といった若手選手たちの活躍も光り、危なげない試合展開。D.J・ニュービルが1得点8アシストと味方の得点をお膳立てし、ベンチポイント54得点の快勝で地区優勝を決めた。

 熾烈な争いが続く東地区2位争いでは、富樫勇樹と渡邊雄太を欠く千葉ジェッツが一歩リードを広げた。サンロッカーズ渋谷をホームに迎えGAME1を落としていたものの、GAME2では23得点のディー・ジェイ・ホグ、7得点16リバウンド9アシスト2ブロックのジョン・ムーニーらがけん引し68-55で快勝。群馬クレインサンダーズはホームで三遠ネオフェニックスに敗れ3連敗となり、千葉Jと1ゲーム差に後退した。

 また、中地区では連勝を5に伸ばした三遠が地区優勝マジック1と王手。同2位のアルバルク東京は大阪エヴェッサに82-47で大勝し、4シーズン連続7度目となるチャンピオンシップ進出を決めた。西地区首位の琉球ゴールデンキングスは、今シーズン最長の連勝を「11」に伸ばし地区優勝マジック3。同2位の島根スサノオマジックも連敗を回避し、チャンピオンシップへ前進した。

 ワイルドカード出場争いは、長崎ヴェルカに競り勝った中地区3位のシーホース三河が暫定トップをキープ。1ゲーム差で東地区3位の群馬が続く。さらに名古屋ダイヤモンドドルフィンズが出場圏内まで4ゲーム差で踏ん張る状況。名古屋Dは今節、司令塔の齋藤拓実が1カ月ぶりに実戦復帰を果たし越谷アルファーズに快勝。今シーズン最長となる4連勝で、CS進出への望みをつないでいる。

 B1レギュラーシーズンは残り8試合。4月13日のB1試合結果一覧と、同日終了時点での各地区順位表は以下の通り。

■4月13日の試合結果


琉球ゴールデンキングス 77-70 仙台89ERS

島根スサノオマジック 85-68 川崎ブレイブサンダース

秋田ノーザンハピネッツ 77-68 横浜ビー・コルセアーズ

千葉ジェッツ 68-55 サンロッカーズ渋谷

広島ドラゴンフライズ 88-74 滋賀レイクス

佐賀バルーナーズ 89-73 レバンガ北海道

宇都宮ブレックス 89-69 京都ハンナリーズ

群馬クレインサンダーズ 77-83 三遠ネオフェニックス

アルバルク東京 82-47 大阪エヴェッサ

シーホース三河 83-78 長崎ヴェルカ

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 90-64 越谷アルファーズ

ファイティングイーグルス名古屋 72-77 茨城ロボッツ

■4月13日終了時点の順位表


☆=CS出場決定

<東地区>

1位 43勝9敗 宇都宮☆優勝

2位 34勝18敗 千葉J

3位 33勝19敗 群馬

4位 25勝27敗 秋田

5位 19勝33敗 北海道

6位 16勝36敗 越谷

7位 11勝41敗 茨城

8位 9勝43敗 仙台

<中地区>

1位 44勝7敗 三遠(優勝M1)☆

2位 37勝15敗 A東京☆

3位 34勝18敗 三河

4位 29勝23敗 名古屋D

5位 28勝24敗 SR渋谷

6位 25勝27敗 FE名古屋

7位 23勝29敗 横浜BC

8位 15勝37敗 川崎

<西地区>

1位 39勝13敗 琉球(優勝M3)☆

2位 33勝19敗 島根

3位 27勝25敗 大阪

4位 26勝26敗 京都

5位 25勝27敗 広島

6位 23勝29敗 長崎

7位 18勝34敗 佐賀

8位 7勝44敗 滋賀

<ワイルドカード>

1位 34勝18敗 三河

2位 33勝19敗 群馬

3位 29勝23敗 名古屋D

4位 28勝24敗 SR渋谷

5位 27勝25敗 大阪

6位 26勝26敗 京都

7位 25勝27敗 秋田

8位 25勝27敗 広島

【動画】攻守に存在感…千葉Jを支えるホグのプレーハイライト映像