【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 1-1 川崎フロンターレ(4月12日/IAIスタジアム日本平)【映像】まるでロベカル!三浦颯太の「20m弾丸バズーカ砲」 川崎フロンターレのDF三浦颯太が、弾丸のようなミドルシュートでゴールを強襲した。…
【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 1-1 川崎フロンターレ(4月12日/IAIスタジアム日本平)
川崎フロンターレのDF三浦颯太が、弾丸のようなミドルシュートでゴールを強襲した。日本代表入りも期待される成長株のとてつもない一撃が話題となっている。
川崎はJ1リーグ第10節で清水エスパルスと対戦。2試合連続ドロー中のアウェーチームは62分に先制されるも、その6分後に追いつく。3試合ぶりの白星に向けて勝ち越しゴールを狙いに行く中、73分に超人的な左足シュートが炸裂した。
敵陣のピッチ中央でMF河原創がこぼれ球を回収して左方向にドリブルすると、左SBの三浦が両手を前に出してパスを呼び込んだ。ややボールがずれたことで、ファーストタッチはやや大きくなったものの、左足でバウンドを抑えると、三浦は小さく弾むボールのタイミングに合わせて左足を一閃する。
ボールに全体重が乗ったような弾丸ミドルは、ゴール一直線に飛んでいく。残像を残すような軌道の一撃は、左のポストに直撃。弾かれたボールが自分の元へ戻ってくるという、とてつもない威力を誇っていた。
解説の永井雄一郎氏は「うぉ!」と驚愕し、「すごいシュートでしたね。伸びてきました。思い切り足を振り抜きましたからね。かなり速かったです。会場が沸きましたね」と、ゴールこそならなかったものの、20m級の弾丸ミドルに興奮していた。
この圧巻の一撃はSNSでも話題に。「バズーカショット」「左の大砲だ」「あれだけ駆け上がってさらにあの弾丸シュート」「えぐい」「レフティーのミドルって特別なかっこよさある」「決まればゴラッソだった」「スーパーゴール生まれるところだった」「シュート速すぎて見えなかったんだけど」「あの弾丸ミドル、ロベカルやん」「噂には聞いてたが三浦颯太スーパーだったな。強いし上手い。ポスト叩いたミドルもすごい弾道だった。あれは海外持ってかれるだろうな…」など、“レフティー・モンスター”として名を馳せたロベルト・カルロス(元ブラジル代表DF)の姿と重ねながら大興奮していた。
破壊力満点の左足を披露した三浦は、2000年生まれの24歳。日本体育大学からJ2ヴァンフォーレ甲府に加入してプロキャリアをスタートさせると、2023年12月にはJ2クラブ在籍ながら日本代表に初招集されて初キャップを刻んだ。
2024シーズンには川崎に加入し、在籍2年目の今季は第10節終了時点でリーグトップの4アシストを記録。高精度の左足を武器にJ1で存在感を放っており、フレッシュなレフティーが再び日本代表に選出されることを待ち望むファン・サポーターも少なくない。国内組中心の編成になりそうな7月のEAFF E-1サッカー選手権での日本代表招集も期待されており、今後の活躍から目が離せない。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)