◆明治安田Jリーグ ▽第10節 町田0―2浦和(13日・国立) 町田は国立で浦和と対戦し、0―2で敗れた。この試合の視察に訪れた日本代表の森保一監督が試合後に取材に応じ、11日のランス戦で日本人初となるフランス1部での2桁得点(11点)を記…

◆明治安田Jリーグ ▽第10節 町田0―2浦和(13日・国立)

 町田は国立で浦和と対戦し、0―2で敗れた。この試合の視察に訪れた日本代表の森保一監督が試合後に取材に応じ、11日のランス戦で日本人初となるフランス1部での2桁得点(11点)を記録した日本代表MF中村敬斗について言及した。

 中村は昨季からSランスに移籍すると、1年目は4点にとどまったが今季は爆発。日本人では史上5人目となる欧州5大リーグでの2桁得点を記録し、チームでも最多の得点数を挙げている。森保監督は「スタッドランスに移籍した当初は、なかなかスタッフから認められなかったかもしれないが、やり続けることで彼自身の能力を認めてもらえた。彼は得点を奪える選手。得点にこだわっているところは、指導者側からすると最高の評価を出来るところ」と称賛。高いシュート成功率を誇る姿には「打ち出の小づちのように振れば入るみたいな。彼の技術の高さかなと思います」と表現した。

 2026年北中米W杯アジア最終予選にも、全活動に参加している。代表では左ウィングバックの先発はブライトンのMF三笘薫が主に務めており、先発での出場は2試合にとどまっており得点もない。しかし、オーストラリア戦(1△1)で同点のオウンゴールにつながるプレーを見せるなど、要所で輝きを放っており、森保監督も「いつも真摯に目の前のことに100パーセントをトレーニングから代表の舞台でもやってくれています。より高い基準の中で貪欲に、ハングリーに、野心を持って突き抜けていこうというところは見られているので、本人の力と努力があの結果に出ているのかなと思います」と評価した。