競泳日本代表の明大・成田実生(1年)が13日、東京六大学水泳春季対抗戦で大学デビュー戦に臨み、400メートル個人メドレーでは4分31秒18、200メートル個人メドレーでは2分7秒64と、大会記録を塗り替えた。 また、400メートルメドレー…

 競泳日本代表の明大・成田実生(1年)が13日、東京六大学水泳春季対抗戦で大学デビュー戦に臨み、400メートル個人メドレーでは4分31秒18、200メートル個人メドレーでは2分7秒64と、大会記録を塗り替えた。

 また、400メートルメドレーリレー、400メートルフリーリレーにも出場。自身のタイムには「自己ベストからは遅れてしまってちょっと納得いかないんですけど…」と悔しい表情も見せたが、大学では初のリレーに「チームのためにというのは個人種目ではあまり今までなかった。すごく新鮮ですごく気持ちが入るレースになった」と振り返った。

 入学してから約1週間。大学生活は「まだ慣れないこともたくさんあるけど、やっぱり憧れの大学でもあったしすごく毎日が楽しいです」と早くも充実した様子。「水泳部として、勉強もしっかりするという目標があるし、自分でも文武両道というところを目標に大学を決めた。そこは頑張りたい」と決意を込めた。

 2028年のロサンゼルス五輪は、大学4年で迎える。「集大成になるように頑張っていきたい。目標はメダルを獲得すること」と誓った。大学では「インカレで個人種目2冠する。すごく大変なことでもあると思うけど、4連覇っていうのも目標にある」と力を込めた。