◆明治安田Jリーグ ▽第10節 町田0―2浦和(13日・国立) 町田は国立で浦和と対戦し、0―2で敗れた。この試合の視察に訪れた日本代表の森保一監督が試合後に取材に応じ、混戦のJ1とE―1での選考について言及した。 現在J1は1位から8位ま…

◆明治安田Jリーグ ▽第10節 町田0―2浦和(13日・国立)

 町田は国立で浦和と対戦し、0―2で敗れた。この試合の視察に訪れた日本代表の森保一監督が試合後に取材に応じ、混戦のJ1とE―1での選考について言及した。

 現在J1は1位から8位まで勝ち点3差と大混戦。町田もこの試合で浦和に敗北し、前節の首位から7位まで後退した。開幕3連敗から首位にまで躍り出た福岡、京都と岡山の躍進、オリジナル10の苦戦などがある中、森保監督は「経験のあるチームや、歴史の中で予算規模が大きい、いわゆるビッグクラブが当たり前のように上位にいるヨーロッパのリーグとは違って、J1は1位から20位まではどこが勝ってもおかしくない。世界でも特別な戦いがあるJリーグかなと思います」と、J1の混戦を表現した。

 7月には国内組主体で臨む東アジアE―1選手権を控えるが、メンバー選考にも頭を悩ましている。森保監督は「J3よりもJ2、J2よりもJ1で、より高いカテゴリーから選ばせてもらう優先順位はつけさせていただいています。J1の中でもできるだけ上位のクラブから選ぶべきという優先順位はつけていかなければいけない」と一定の基準を示しつつも、「順位が変動するので、1位から20位までのどのクラブにも良い選手がいることをニュートラルに見た中で考えていきたい」と話した。