大相撲の春巡業が13日、千葉市で行われた。大関・大の里(二所ノ関)が横綱・豊昇龍(立浪)、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と計12番の相撲を取った。まずは琴桜と手合わせし、圧力で前に出る相撲を披露し、2勝3敗。その後、豊昇龍の右を差して寄るなどし3…

 大相撲の春巡業が13日、千葉市で行われた。大関・大の里(二所ノ関)が横綱・豊昇龍(立浪)、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と計12番の相撲を取った。まずは琴桜と手合わせし、圧力で前に出る相撲を披露し、2勝3敗。その後、豊昇龍の右を差して寄るなどし3勝4敗。計12番の相撲に「今日、相撲を取ろうと思っていたら横綱と大関と相撲を取れた。まだ時間もあるし、しっかり試すことが出来た」とうなずいた。

 先場所休場した豊昇龍とは久しぶりの手合わせに「いい空気感で相撲を取れた」と手応えをみせた。10、11日に部屋に戻り、12日の神奈川・藤沢巡業から春巡業が再開。「移動時間も少なく集中できる」とこれからペースを上げていく。