「広島5-3巨人」(13日、マツダスタジアム) 広島が接戦を制し、今季初の4連勝。巨人戦の同一カード3連勝は昨年5月17~19日以来となり、貯金を今季最多の「3」に伸ばした。本拠地マツダスタジアムでは7連勝となった。 打線は石川に対し、初…

 「広島5-3巨人」(13日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を制し、今季初の4連勝。巨人戦の同一カード3連勝は昨年5月17~19日以来となり、貯金を今季最多の「3」に伸ばした。本拠地マツダスタジアムでは7連勝となった。

 打線は石川に対し、初回から襲いかかった。3試合ぶりに「1番・中堅」でスタメンした二俣が二塁打で出塁。矢野が犠打を決め、1死三塁となり小園が右前適時打を放ち、先制点を奪った。

 同点の五回は2死二塁から小園が中前打を放つ。この打球を中堅・ヘルナンデスが後逸し、ボールがフェンス手前まで転がる間に小園も生還し、2点を勝ち越した(記録は安打と失策)。六回は西舘からファビアンが左翼席へ2号ソロをたたき込み、リードを広げた。

 先発・森は6回5安打1失点の好投。四回に暴投で同点とされるも、その後のピンチをしのぎ、最少失点で切り抜ける。五、六回は走者を背負いながら無失点。今季最多106球の力投で、阪神・村上に並ぶハーラートップタイの3勝目を手にした。