トッテナム・ホットスパーの内部にはどうやらスパイがいるようだ。 今シーズンはなかなか調子が上がらずに苦しんでいるスパーズ。アンジェ・ポステコグルー監督の2年目となった中、リーグ戦では14位と低迷。ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝まで勝ち…

トッテナム・ホットスパーの内部にはどうやらスパイがいるようだ。

今シーズンはなかなか調子が上がらずに苦しんでいるスパーズ。アンジェ・ポステコグルー監督の2年目となった中、リーグ戦では14位と低迷。ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝まで勝ち上がっている状況だ。

そんな中、10日に行われたEL準々決勝1stレグのフランクフルト戦の前に、FWウィルソン・オドベールがハムストリングを負傷したと報じられた。

しかし、そのオドベールはフランクフルト戦でベンチ入り。出場機会はなかったが、実は負傷などしていなかったという。

ポステコグルー監督は、この件を受けて怒りを示し、クラブ内にスパイがいるとした。

「クラブ内で情報漏洩が起こっていることは間違いない。理由は分からない。我々にとっては何の助けにもならない」

「原因は絞り込めている。出どころも大体わかっている」

「試合当日には決して役立たない。時には半分しか真実ではないし、時にはそれ以上のことだってある」

「我々の陣営の全員が、敵対するのではなく、我々と協力していると思いたい」

「もうしばらく続いている。去年から始まっていた。芽は摘み取ったと思っていたのだが、今でも様々なタイミングで繰り返し出てくる」

予てからその予兆を感じていたというポステコグルー監督だが、手を打ってもなくならない様子。出どころも見当がついているようだ。

「私にとって流出している情報は…だから、選手たちではないことは確かだ」

「いつも言っているが、特にメディカルの情報については、本当に注意している」

「我々はフットボールの世界にいるし、情報の流れに関しては、こうしたことは白紙委任であるべきだとみんなが考えることは承知しているが、私はメディカルの記録や特定の事柄について、実際どの程度の情報を提供するかについては、非常に敬意を払っている」