【リーグアン】スタッド・ランス 0-1 ストラスブール(日本時間4月7日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)【映像】悪質タックル→伊東純也がブチギレ→乱闘勃発 伊東純也が思わず激昂した。スタッド・ランスに所属する日本代表…

【リーグアン】スタッド・ランス 0-1 ストラスブール(日本時間4月7日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)

【映像】悪質タックル→伊東純也がブチギレ→乱闘勃発

 伊東純也が思わず激昂した。スタッド・ランスに所属する日本代表MFが突き飛ばされた相手に報復するようにプッシュすると、ピッチ内は両軍が入り乱れる乱闘騒ぎへ。結果的に退場者2名を出したシーンのきっかけとなった伊東には、ファンから同情の声が集まった。

 日本時間4月7日、スタッド・ランスはリーグ・アン第28節でストラスブールと対戦。スタジアムが騒然となったシーンは、0-1で迎えた試合終了間際の90+5分だった。

 きっかけは、伊東がボックス内で倒されたことだ。左サイドからのロングパスを受けようとバックステップを踏んでいたところに、ストラスブールのDFヴァレンティン・バルコが正面からタックルを見舞ってきたのだ。

 バルコはまったくボールを見ずに手を使って伊東を吹っ飛ばしたものの、なぜか審判の笛が吹かれることはなかった。中継映像ではその後、両軍が入り乱れる乱闘騒ぎとなる中で、当事者の伊東が外から静観する様子も映し出されていた。しかし、審判は伊東にイエローカードを提示。何があったのか。

 実は、危険かつ汚いタックルに激昂した伊東は、バルコの元に近寄っていき正面から突き飛ばし返していたのだ。線審の目の前で起こした“報復行為”に対して、イエローカードが出されたのだった。

 しかし、この場面には伊東に同情する声が多かったようだ。解説の川勝良一氏はリプレイを確認しつつ、「ボールを見てないし、手を使ってるしね」と言及し、「自分のジャッジを正当化するようなカードだとあまり良くないですよね」と、主審の判断について見解を示した。また、実況の小松正英氏も、「伊東がこうなるのもちょっと分かるような、そんなプレーではありました」と擁護するようなコメントを出した。

 ファンも同意見だ。SNSでは「あれは純也オコになるよね」「てかVAR見て欲しかったわ」「何のためのVARや」「相手はボール見てなかったよね?」「純也くん怒るのも無理ない!」「純也があそこまでキレるのよっぽどだぞ」「どう見ても危険タックル」「頭から倒れるところだったぞ」「あれがノーファウルは絶対におかしい。理解できない。伊東純也がキレるのも分かる」「審判に試合を壊された」「純也くんがめずらしい」と、激昂した伊東に同情するような声が寄せられていた。

 なお、この場面では伊東の他に、スタッド・ランスのMFモリー・グバネ、ストラスブールのFWディエゴ・モレイラにレッドカードが提示され、喧嘩両成敗の形で決着。試合はこのまま0-1で終了し、スタッド・ランスにとっては後味の悪い結果となり、2部リーグとの入れ替えプレーオフ行きとなってしまうリーグアン16位に転落した。

(ABEMA de DAZN/リーグアン)