【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)【映像】長谷川唯の「絶品アウトサイドパス」 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF長谷川唯の高度な基礎技術と判断力、そして“相棒”とのコンビネ…
【国際親善試合】日本女子代表 1-1 コロンビア女子代表(4月6日/ヨドコウ桜スタジアム)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF長谷川唯の高度な基礎技術と判断力、そして“相棒”とのコンビネーションが光った瞬間だった。
なでしこジャパンは4月6日、国際親善試合でコロンビア代表と対戦し、1ー1のドローに終わった。インサイドハーフで先発した長谷川はいつものように積極的にボールに関与して攻撃を牽引。中でも10分のチャンスクリエイトは圧巻だった。
長谷川はボールが右から左サイドのDF北川ひかるへ展開されると同時に、自身も中央から左へポジションチェンジ。大外で北川からボールを引き出すと、身体を左サイドのタッチラインに向けたまま右足でボールをコントロールし、すぐさま前を向いて2タッチ目で寄せてくる相手DFカロリーナ・アリアスの横を通過する超絶的なアウトサイドパスを送った。
ボールはいわゆるポケット(攻撃の急所とされるゴールエリア脇のスペース)へと転がり、その先に走り込んでいたのがMF籾木結花。日テレ・東京ベレーザの下部組織時代からコンビを組んでいた盟友だ。ボックス内になたフリーの籾木は左足でクロス。ファーに飛び込んできたMF清家貴子のシュートは惜しくも枠外となったが、長谷川と籾木のまさに阿吽の呼吸でコロンビアの守備網を崩した。
ABEMAで実況を務めた辻歩氏が「今のシーンも長谷川にボールが入って、グッとスイッチが入った感じがしますね」と投げかけると、解説を務めた丸山桂里奈氏(元なでしこジャパンFW)は「そうですね。ボールの持ち方が上手いので、相手が来る前に見て、味方に出すタイミングも良いですよね」と、パスを出す前の質の高さを褒めていた。
この長谷川のプレーには、サッカーファンたちも注目。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「長谷川唯うまっ!」「長谷川エグい」「オー素晴らしい展開」「長谷川だけレベルがちがうな」「長谷川は2列目だよな アンカーなんか勿体無い」と背番号14を讃える声が溢れたほか、「長谷川唯も籾木もうまぁ ホットラインやね」「長谷川選手の最高の相棒は籾木選手だよね」と2人の連携に感心するコメントも見られた。
長谷川と籾木は29分にまたも連携でPK獲得のシーンを作った(PK自体は籾木が失敗)が、結果的にはいずれもゴールには絡めず。長谷川は試合後、「前半はボールを持つ時間は長かったので得点を取りたかった。相手が(守備)ブロックを敷いてきたので、もっとコンビネーションで崩せればよかった」と悔しさを滲ませた。
(ABEMA/なでしこジャパン)