「ウエスタン、阪神2-2中日」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム) 阪神・井坪陽生外野手(20)が天性のバットコントロールを見せつけた。1点を追う六回1死一塁。先発の涌井が投じた3球目のシンカーがど真ん中に甘く入ったのを見逃さなかった。勢い…
「ウエスタン、阪神2-2中日」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神・井坪陽生外野手(20)が天性のバットコントロールを見せつけた。1点を追う六回1死一塁。先発の涌井が投じた3球目のシンカーがど真ん中に甘く入ったのを見逃さなかった。勢いよく引っ張ると打球は左翼線へ転がり、同点適時二塁打となった。「どの球にも対応できるようにしっかりタイミングを取った」。全ての球種を視野に入れた上での“涌井撃ち”だった。
ウエスタン開幕後は好調をキープしていたが、3月29日時点で打率・222と調子を落としていた。「最初良くて、1回下がったけど引きずらずに良い感じで打てている。そこは成長した」。現在は・277と復調傾向だ。
「長打はもちろん大事。自分のポイントまで引きつけて打てるスイングを一年間通してできるように」。理想のバッティングフォームで安打を量産していく。