<大相撲三月場所>◇千秋楽◇23日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】一体何が…実際の様子 幕内の取組で力士が勢いよく土俵下へと落下し、館内が騒然する一幕があった。視聴者も「だ、大丈夫か?」「強烈すぎる被弾」などと反応…一体、どんな光景が繰り…

<大相撲三月場所>◇千秋楽◇23日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】一体何が…実際の様子

 幕内の取組で力士が勢いよく土俵下へと落下し、館内が騒然する一幕があった。視聴者も「だ、大丈夫か?」「強烈すぎる被弾」などと反応…一体、どんな光景が繰り広げられたのだろうか。

 前頭十六枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)と前頭九枚目・遠藤(追手風)の一番での出来事だった。琴勝峰に寄り切りで敗れた遠藤は、土俵下へと勢いよく落下してしまった。その直後、下で待機していた前頭九枚目・伯桜鵬(伊勢ヶ濱)と激突。迫力の光景に館内は騒然となった。

 その後、遠藤はなんとか土俵へと戻り、激突された伯桜鵬は何事もなかったように立ち上がっていた。対決していない力士同士が派手に激突するシーンを受けて、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「下に控えで待っている場合は足を踏まれる場合もあるんですよね」とエピソードを明かした。

 その上で花田氏が「踏まれても(近くに)お客様がいるから『痛い』とは言えないですよ」と力士ならでは苦労を伝えつつ「お客様も巡業で見てて、肋骨が折れてしまったということがあるので、見ている方も気をつけて」と注意喚起を行うと、元NHK大相撲中継の実況でお馴染みの藤井康生アナウンサーは「こんな競技ないですもんね。観客とアスリートがここまで近いというのは」と話していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)